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【感想】キルラキル

「なんか分かんねえけどすげえ」

「なんか分かんねえけど面白え」

主にこの2つの勢いで2クール押し切ってしまったのだなw

「3話に一度最終回がある」と言われる展開の早さのお陰で、全24話ながら勢いで見通してしまえるスピード感がありながら、しっかりとつめ込まれたシナリオ・演出の量感もしっかりと味わわせてくれた。

制作を担当したTRIGGERが元ガイナックススタッフが立ち上げたスタジオということで、いわゆるガイナックス臭さが結構強いのもこの作品の特徴だとは思うけれども、エヴァンゲリオンに端を発する説教臭さとか、ガイナ作品特有の芸に溺れるようなところはなく、あくまでシンプルな善悪対立・勧善懲悪的なシナリオを軸に周囲の肉付けを行っているような分かりやすさも、この作品の面白さを直感的に感じさせてくれる重要なポイントではないだろうか。

また、自分にはパロディの元となっている部分はあまり分からないのだけれども、それでも「よく分からんが面白い」で押し通せる、パロディに頼らずとも魅せる芯の太さもあるのがこの作品だろう。

見る前は絵柄の古臭さがどうしても受け付けなかったけれども、実際見てしまえばその作品を通して漂う昭和臭さが見事にネオノスタルジックに昇華されていて、最新作に相応しいクオリティに繋がっている。

全体通してみると、後半に進むに従って学園バトルモノ調にコンパクトかつ小気味良くまとまっていたところから、世界を巻き込んだ重厚な生粋の超人バトル調に切り替わっていくところとか、なんとなくだけど「よくある人気ジャンプ作品の一生」を半年間のアニメに凝縮したというような感じでもあり、そういうところもパロディの一環なんだろうか。

最も、ジャンプ作品のように当初の枠をはみ出して作風が変質していくような感じではなく、序盤からしっかりと結末への伏線を張り巡らして、それを綺麗に回収しつつ鮮やかに舞台転換していく様は、流石に一本綺麗にまとめあげれている。

ここまで一気に見れたのはFate/Zero以来だね。

いや、見事なり。

以下個人的な感想。

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「こいつラオウか」

これは前半の皐月様に宛てて贈った感想。
決して蒲郡先輩宛てではない。

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こういうタイプの作品でありながら、決して最強・完璧ではない流子の存在というのは最近の作品っぽいところか。

あれだけの超能力を持った設定でありながら負け戦の多いのも勿論だし、少なくともバトルが始まると負け戦以外でも必ず毎回1回は酷く痛めつけられてた気がする。

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あと流子は女の子にあんまり見えない。

小清水さんの演技がどちらかといえば少年声にも掛かるような雰囲気もあるだろうけど、幼さを抑えた年齢設定に忠実なビジュアル設定もあるだろうし、Fateクラスタの皆様ならきっと分かっていただけるはず(何

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僕は未だにハガレンに縛られている。

まあ朴さんは実際少年役の方が多いような気もするけど。

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最終盤は胸も股間も全開だったけど、描かなければどうということはないスタイル(90年代頃によくあった表現)か。

そうとはいえ、エロ目的ではなく、実際に裸の必然性を感じさせる描写も上手く取り込んでいたところは見事。
流子が純潔を自ら引き剥がしたシーンとかはその代表例。

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