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【感想】それぞれの2話

■艦これ
1話は上手くまとまっていたと思ったが、2話になって急にクオリティがガタ落ちしたような感じがした。

元々、設定らしい設定の薄い作品であるので、公式自体が二次創作派出の設定を取り入れていくと言っているのだから、そこに突っ込むのは野暮というか意味が無いのだが、いわゆるこの手のソシャゲ系作品特有の、設定がない故のスカスカ感がとても目立ったと思う。

故に、皆さん気に掛かっている「二次創作設定を取り入れたが故の悪乗り・内輪受け」感が増幅されていたようにも。

結局、1話でめぼしい艦娘たちを出してしまったこともあるんだろうが、2話では目立った新規登場キャラもなく、ただ淡々と艦娘たちの日常を描く+多少のサービスシーンを盛り込むことに終始してしまったことから、非常に展開に間延び感があって、正直見ているのが辛かった。

時々、このテの作品にはただ意味もなく女の子が戯れてるだけのように見える作品も多いが、艦これもそこに片足を突っ込みかけていたような話だった。

ある意味、事前の期待感の高さから見れば、ヘタすればこれはクソアニメ認定されても仕方ないレベルでは。

今期はかなり凄いのが居るらしいけど。

■モバマス
逆にこちらは2話になって更に熱量が上がった感じがした。

最初は卯月・凛・未央の3人を主軸に据えてやっていくのかと思ったら、2話になって更に主軸級キャラとしてシンデレラプロジェクトのメンバー10名余りが追加されるという、ある意味でのサプライズがあったわけだが、それ以上にこちらも艦これ同様キャラは多いわけだが、モブ的な扱いとしても更に新規登場のアイドルも登場する・アニメの作中にて突如新規CVが付いたキャラすら登場するなど、色々と余念がない。

この追加されたメンバーについては、確かに1話のときから存在を匂わせる描写はあったものの、1話では全く顔が出てこなかったことから、個人的にはアニマスの竜宮小町のような、あくまでストーリー上は別働隊として出てくるものと考えていたので、正直驚いた次第である。

ではそれがそういうメンツかというと、これもまた正直なところ各属性でバランスよく配分する以外にどういう基準で選んだのかはちょっと図りかねる部分もあるが。
(最初期から居て比較的人気・認知度の高いアイドルが大半だけど、アナスタシアのようにサービスインして相当経ってから追加になったアイドルも居た)

まあ、作品の骨格は2話を見て、「アイドルが如何にして作られていくか」というところを丁寧になぞる形であったりとか、挿入歌としてふんだんにアイマスの楽曲を投入するとか、ますますアニマス色を感じてしまったことも確かだが。

***
この2作品は基本的には双方ともにソーシャルゲーム発ということになるが、では何故ここまでクオリティに差が付いたのか?というのを考えると、結局原作の差ではないだろうか。

ある意味、完全オリジナル作品の艦これに関しては、放映前には例えば「史実批准の超鬱シナリオ」とかそういうのが一部で期待されていたけれども(とはいえ、まだそういう方向にすっ転ぶ可能性はゼロではない)、つまりそれぞれが思い描くアニメ版艦これの姿が異なるが故に、「何を元にしてシナリオを組み立てれば良いか」という手本が無い。

一応、角川系からそういうのの派出作品が何本も出てはいるが、いずれも未完のまま打ち切りになってしまったり、そもそもまだ比較的新しい作品であるだけに、原作のストックもない。

それに、それぞれの作品で艦娘たちの描き方も異なるなど、それらを元にしたところでそれはそれでどの「原作」を元にしても今のアニメと同じような不満が降って湧くような状況になるであろう。

対するモバマスの方は、これはもう1・2話を見て思ったのだが、モバマスらしさを出す以前に、完全にアイマスの世界観にモバマスのシナリオも嵌め込んできている。

要するに水戸黄門とかのような感じなのだ。

モバマスだって基本ソシャゲであるからして、アーケードやコンシューマ版のアイマスのような明確な目標、或いはシナリオは実質的に存在していない。

また、アイマス界隈も二次創作設定については非常に寛容かつ積極的に取り入れる公式としてつとに有名である。

が、アイマスコンテンツに関しては、最終的にユーザーの意識はオリジナルのアイマス風味のシナリオを求める所に落ち着くであろうし、ある意味堅実にそういった部分をなぞることで、とっ散らかりがちになりがちなこのテのゲーム発の作品の問題点をカバーしているように思う。

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