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【感想】艦隊これくしょん~艦これ~(アニメ版)

意外と上手く作ってあったかもしれん。

自分の中での艦これアニメのイメージに最も近い形の描き方は実は「蒼き鋼のアルペジオ」がズバリそのまんまなのだが、これはこれでありだろうし、1話がいわゆる自己紹回で面白くない作品というのは割りとあるが、アニメ作品としての艦これの輪郭を描きつつも提督たちへのアピールも忘れないという意味で。

そういう意味ではこれからどういう形で艦これのアニメを描いていくか、というのが明瞭に見えたことは、ある意味で理想からかけ離れた作品を見続けるが故の未練を断ち切る意味でも良かったのかもしれん。

とりあえず、ゲーム中のセリフを敢えて盛り込んでいた辺りとか、色んな意味でゲームと声が一緒だ!とちょっと感動してしまった。

或いは、艦これはいわゆる「緩やかなソーシャル」の中で醸成された設定を巧く作品に反映していくことを公言しているわけであるが、それもアニメの中に「公式設定として」反映されていたのは実に面白い。

個人的には吹雪は第一艦隊としては一度も使ったことが無い(そもそも初期艦で選んだのが叢雲な上、加入自体もかなり最近だ)ので、そういう吹雪としての上坂すみれの声・演技は非常に新鮮に映ったが。

しかしながら、ゲーム中では秘書艦=正妻という風潮、或いは常にゲームの待機画面に表示されることから目立つ=こういう場では主人公ポジションのキャラが就くポジションという風潮も強い中で、敢えて長門を秘書艦に設定するというのは、ある意味では長門提督大勝利なのか、それとも秘書艦という概念は流石に公式的にも譲れない一面があるのかは興味深いところである。

そういう点から見ても、なんだかんだ言って「公式ヒロイン」吹雪さんは地味にハブられている気がするのだが。

ただ、この秘書艦の扱いを鑑みるに、少なくともアニメの艦これでの提督のポジションというのは、同じく顔の見えない(=プレイヤーの化身である)プロデューサーというポジションから作品を見下ろすことになるアイドルマスターとかとは、かなり異にするもののようである。
(最も、アイマスもアニマスではPの顔・存在が思いっ切り表に出ているので、これはこれでやはりゲームと解釈が異なるが)

全体的に見ると、今回はとにかくキャラを出すことに腐心した感じがあり、キャストを見て「あれ!?この娘出てたっけ!?」と驚くくらい存在感がなかった艦娘も居たが。
(自分は夕張がどこに居たのか全く気づかなった)

あとは、バトルシーンのノリなんかを見てると、最終的には結構鬱展開になりそうな気がした。

そもそも艦これは史実通りに描けばどう転んでも鬱展開になるが、艦これの時代背景は実は少なくとも戦後以降であると設定されているわけなので、ある意味「史実通り」には描きようが無いわけだが、それでも意外とこの手の作品を原作に取る割には真面目に作ってあったこと、そして最終的に深海棲艦との対決を深く描くのであれば、それなりに鬱は入ってくると思う。

***
ただ、ほとんどのキャラはゲーム中の姿を生き写したようなくらい自然に映ったが、加賀さんだけは妙にドスが利いてて怖かったと思う。

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