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【感想】夜ノヤッターマン

単純なリバイバルではなく、ドロンボー一味を主役に据えたスピンオフ、という扱いらしい。

タイムボカン=ヤッターマンというイメージがあったのだけれども、何気に戦隊物みたいにかつてはシリーズ化していたんだね、コレ。

で、ヤッターマン(タイムボカンシリーズ)と言えば、ギャグ作品のイメージが強いけれども、今作はそういうタイムボカンシリーズらしいギャグ要素を散りばめながらも、「夜ノ」という接頭語が付いているように、大人向けなダークかつダーティなストーリー展開、或いはヤッターマンをむしろ悪として描きながらも単純な勧善懲悪とはしていない辺りは実に最近のアニメっぽい。

実際、この辺りはオープニングムービーが妙にスタイリッシュな辺り、或いは八奈見乗児のアドリブ?が数々の名言を生み、ある意味タイムボカンシリーズの陰の主役とも言えた次回予告が敢えて省略されている辺りからも、旧作のタイムボカンシリーズとは一線を画する存在として見るべきではないだろうか。

最も、「そこはかとなく漂うノスタルジー」「どんなにシリアスな展開であっても息抜きのように挟み込まれるギャグ」「そしてドロンボー一味がどん底からヤッターマンに抗う展開」をして、なんとなく要素として前半は似たようなプロットを描くキルラキルっぽさ、或いは旧作と比べてスタイリッシュな中に潜むカッコ悪い大人がドタバタと駆けずり回るスラップスティック感辺りからはスペースダンディ(或いはタイガー&バニー)といった、直近の傑作の雰囲気を感じてしまうのも確か。

或いはこのスピンオフ自体も、ルパン三世の峰不二子という女の影響も感じるけれども。

全体的に言えばそういう重い方面の作品なので、30分がかなり長く感じる手合ではあるのだが、タイムボカンシリーズにあまり馴染みがなくても普通に見れる辺りは、あくまでヤッターマンと言う要素はプロットであって(実際本来は悪役であるはずのドロンボー一味が主役で善玉な辺りで本来は違和感を抱くはずなのだ)、作品そのものが純粋に面白い作品として成立している証拠だと思う。

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